「情報メディア研究」投稿規程
2004年9月26日
2006年7月10日改訂
2009年6月5日改訂
2010年11月27日改訂
2011年5月29日改訂
1. 投稿原稿の種類
論文,研究ノート,資料の3種類とする.なお,査読の過程において,編集委員会が投稿者に対してカテゴリーの変更を提案することもありうる.
1.1. 論文
本学会が対象とする研究分野の主要課題を扱った未発表の論文で,独創的かつ新事実を含み,これを理論的にまとめたもの,あるいは調査を行い,その結果を分析し有用な知見を示す独自の考察が加えられたものとする.オリジナリティ,実証性,論理性を重視して査読を行う.
1.2. 研究ノート
本学会が対象とする研究分野の主要課題を扱い,新しい事実の発見,萌芽的研究課題の提起,少数事例の提示など,将来の論文化に向けた中間報告として,優れた研究につながる可能性のある内容が明確に記述されているものとする.速報性,話題性,発展性を重視して査読を行う.採録後さらに研究の進展があった場合には,過去の研究ノートの内容を発展させたものであることを明記した上で,新たに論文として投稿することも可能とする.
1.3. 解説・資料
本学会が対象とする研究分野の主要課題を解説する論考,または資料的価値の高い論考等とする.
2. 投稿原稿の採否
投稿原稿の採否は編集委員会が決定し,編集委員長名で投稿者に通知する.
2.1. 論文及び研究ノート
次に示す手順で編集委員会が採否を決定する.
1) 編集委員会が担当編集委員(メタレビュアー)と査読者2名を選任し,査読者に査読を依頼する.メタレビュアーと査読者は投稿者には匿名とする.
2) 査読者は論文を査読し,結果と意見を所定の論文査読報告書に記入して,メタレビューアに報告する.
3) メタレビュアーは査読報告を受けて,編集委員会の了解の下で採否を決定し,理由を付して編集委員長に報告する.それを編集委員長が投稿者に通知する.
査読者の意見がともに「採録」の場合は「採録」とする.
査読者の意見がともに「不採録」の場合は「不採録」とする.
査読者2名の意見が「採録」と「不採録」とに分かれた場合は,編集委員会の了解の下でメタレビュアーが採否を決定する.
査読者の意見が「条件付採録」の場合は,メタレビュアーが査読結果を基に採録の条件を書き,原稿と共に編集委員長を介して投稿者に戻し,回答と修正を求める.投稿者からの修正稿については,メタレビュアーは必要に応じて一回に限り査読者に再査読を依頼することができる.再査読を行わない場合,修正稿が採録の条件を満たすものになったとメタレビュアーが判断すれば「採録」,そうでなければ「不採録」とする.なお,「論文」としての採録が難しいと判断された場合には,編集委員会の了解の下,編集委員長を通じて投稿者に種別の変更を提案し,投稿者の同意を得た上で種別を「研究ノート」または「解説・資料」に変更して「採録」とすることも可能とする.
2.2. 解説・資料
編集委員会はメタレビュアー1名と査読者1名を選任し,対象の適切性と内容の正確性について査読する.両者の意見を基に採否を決定し,編集委員長名で投稿者に通知する.
3. 投稿資格
著者のうち少なくとも一人は本学会の会員であること.
4. 二重投稿の禁止
投稿原稿と同一内容のものが,同一著者あるいはその中の少なくとも1名を含む著者によって他の学術論文誌に掲載または投稿中であってはならない.
5. 投稿原稿の言語
「論文」「研究ノート」「解説・資料」の言語は日本語,英語の何れでもよい.印刷版にのみ掲載するその他の記事の場合は原則として日本語とする.
6. 投稿カードおよび投稿原稿の書式
投稿カードは原稿の書誌データ,投稿者の連絡先などを記入したものであって,投稿受理から掲載までの間の管理に使用する.その書式はWeb上で公開する.
投稿原稿の書式は,別に定める「情報メディア学会誌論文等執筆要項」に拠る.投稿原稿は電子原稿とする.そのためのスタイルマニュアル(「情報メディア学会誌論文等執筆要項」を兼ねる)はWeb上で公開する.
なお,付録を含む原稿の長さの制限値は,日本語論文は本文2万字以内,英語論文は本文1万語以内とし,図表10点程度までを上限とする.なお,不必要に長い原稿の場合は採録の要件を欠くと編集委員会が判断することがある.
7. 投稿方法と投稿先
電子メールあるいは郵送にて情報メディア学会誌編集委員会宛に投稿すること.
[電子メール]
subjectに情報メディア学会誌投稿原稿であることを明記
投稿カードのファイルと投稿原稿のファイルを添付
[郵送]
封筒に投稿原稿在中と朱書き
投稿カード1部,投稿原稿の紙出力(論文及び研究ノートの場合は査読者用2部,管理用1部の計3部,その他の場合は計2部)を同封
送付先:
〒305-8550 茨城県つくば市春日1-2
筑波大学 図書館情報メディア系内
情報メディア学会編集委員会
※ 電子メールでのご投稿をお勧めします。
8. 原稿受付日
送付先に原稿(修正を求められた場合は修正済み原稿)が到着した年月日を原稿受付日とする.
9. 出版日付
当該原稿がWeb版に掲載された年月日を当該原稿の出版日付とする.
10. 掲載原稿は返却しない
11. ページ・チャージ
当面,ページ・チャージを無料とする.なお,本学会は著者用の別刷は制作しない.
12. 著作権
本誌に掲載される論文等の全ての記事の著作権はオンライン配布を含み本学会に帰属する.なお,当該論文等をそのまま著者自身および所属機関が利用する際は,本学会誌の誌名,巻号,ページ,出版日付等,出典を明記すること.