情報メディア学会 出版倫理・出版過誤
2016年1月4日
情報メディア学会は、アナログ情報メディアからデジタル情報メディア、文字情報メディアからマルチメディアまで、共存する多種多様な情報メディアについて、個別学問領域からの専門的研究を進めるとともに、これまでの図書館情報学や情報学等の枠組みを超えて、学際的な研究活動を行う場として設立された。したがって、学会誌『情報メディア研究』も学際的な領域にまたがる論文が投稿される。その質を高く維持するために以下の原則を設定する。
(1)編集委員会の職責
- 投稿された原稿の採否の最終決定は、編集委員会が行う。
- 編集委員会は、投稿された原稿の採否に関して純粋に学術的観点からのみ判断する。
- 編集委員会は、投稿された原稿が出版されるまで、それに関する情報を秘匿しなければならない。
- 編集委員は、自身の利害と関係のある投稿原稿の採否に関して参加できない。
- 編集委員会は、投稿原稿で盗用・剽窃・データの捏造等の不正行為が確認された場合、掲載を取り消すことができる。
(2)査読者の職責
- 編集委員会から依頼を受け、それを承諾した者(査読者)は、採否決定のために編集委員会に協力しなければならない。
- 査読者は、査読期間を順守しなければならない。
- 査読者は、投稿原稿の内容・採否に関して秘匿しなければならない。
- 査読者は、純粋に学術的観点から査読を行わなければならない。
(3)投稿者の職責
- 投稿者は、盗用・剽窃・データの捏造等の不正行為を行ってはならない。
- 投稿者は、同一内容の原稿を他の学術誌等に同時に投稿してはならない。転載の場合は必ず編集委員会の許諾を得ること。
- 投稿原稿で他者・他機関を誹謗中傷してはならない。