情報メディア学会: Japanese Society for Information and Media Studies
更新日[2023.11.17]

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第25回研究会開催のご案内  <開催されました>
 ご参加ありがとうございました

以下の要領で,第25回研究会を開催いたします.下記のように,会員による研究発表を予定しております.みなさまのご参加をお待ちしております.

研究発表予稿を公開しました。

■ 研究会概要

● 日時:2023年11月4日(土)13:00〜

● 会場:
 対面(50名まで受付先着順)
  日本事務器本社セミナー室(日本事務器株式会社 本社 セミナー室)
  〒151-0071 渋谷区本町三丁目 12 番 1 号 住友不動産西新宿ビル 6号館 11F
  (地下鉄大江戸線「西新宿五丁目」徒歩 3 分)
 オンライン(100名まで受付先着順)
  ZOOM

● 参加定員:対面参加50名+オンライン参加100名

● プログラム:

13:00 開場
13:30〜13:35 開式、会長挨拶
13:35〜15:10 会員による一般発表 (◯印が第一発表者)

13:35〜13:55 発表(1)
○井野詩織(筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類)
「研究活動において、学術出版社に期待される研究倫理教育の役割」

14:00〜14:20 発表(2)
○小西優大(鶴見大学)
「生成AIを用いたヴァーチャルレファレンスサービスの研究と考察」

14:25〜14:45 発表(3)
○池内淳(筑波大学図書館情報メディア系)/末益朋佳(筑波大学情報学群知識情報・図書館学類)
「公共図書館におけるゲームの受容に関する国際調査」

14:50〜15:10 発表(4)
○池田光雪(愛知淑徳大学)
「ChatGPT による書誌データ作成の一試行」
15:15〜15:25会場提供企業プレゼンテーション
15:40〜最優秀発表投票(オンライン投票)
最優秀発表と表彰 
閉会の辞
15:50閉会

■ 研究発表

  1. ○井野詩織(筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類)
    「研究活動において、学術出版社に期待される研究倫理教育の役割」
    要旨:大学等の研究機関において、学生や研究者は、研究倫理教育の受講が必須化されている。学術出版社においても研究機関と同様の研究倫理が要求されるが、教材等の受講は必須化されていない。理由として、既に研究機関等で受講必須とされていることが考えられるが、そもそも学術出版社と研究機関とでは、要求される研究倫理が異なる。本研究では、学術出版社における研究倫理教育の実施状況を調査することで、学術出版社に期待される倫理教育の役割を考察する。
    発表1予稿
    発表1予稿差し替え版(11月17日著者からの申し出のため差し替え)

  2. ○小西優大(鶴見大学)
    「生成AIを用いたヴァーチャルレファレンスサービスの研究と考察」
    要旨:本研究ではChatGPTに代表される4つの生成AIをヴァーチャルな図書館員に見立ててヴァーチャルレファレンスサービスを実験した。生成AIは誤った回答をすることが知られており、正しい回答を導くためにレファレンス質問をチャット方式で繰り返す方法を採用した。ChatGPTは正確性に欠けるが人間味があり、PerplexityとBingは情報が比較的正確であった。Google Birdは最近の情報を必要とした回答に難があったが、新しい情報の取り込みにより発展が期待できる。
    発表2予稿

  3. ○池内淳(筑波大学図書館情報メディア系)/末益朋佳(筑波大学情報学群知識情報・図書館学類)
    「公共図書館におけるゲームの受容に関する国際調査」
    要旨:近年、公共図書館において、さまざまなゲームが受容されるようになっている。その一方で、事例報告や地域を限定した統計調査はあるものの、こうした実態については必ずしも明らかになっていない。そこで本研究では、2019年のInternational Gaming Weekに参加した5カ国(アメリカ、イタリア、オーストラリア、イギリス、カナダ)の公共図書館を対象として、ゲームイベントの開催やゲームの収集・保存・貸出についての質問紙調査を実施し、国際的な視点から、公共図書館におけるゲームの受容の実態を明らかにすることを試みた。
    発表3予稿

  4. ○池田光雪(愛知淑徳大学)
    「ChatGPT による書誌データ作成の一試行」
    要旨:近年,大学教育振興の文脈において卒業論文の重要性が増している.一方,卒業論文執筆時に必須となる文献リストの作成は多くの学生にとって難しい.そこで本研究では生成AIであるChatGPTにより書誌データから妥当なSIST02形式の書誌情報を生成することができるか,及びChatGPTの補助のもと,SIST02形式の書誌情報作成が高速,または正確に行うことができるようになるかを実験により検証し,その結果を報告する.
    発表4予稿

● 参加費:会員1,000円,非会員2,000円,学生会員1,000円.
対面参加の場合には当日会場でお支払いください.オンライン参加の場合には後日振込情報をメールで送信します.10月31日(火)までに振込をお願いいたします.

● 参加申込み
2023年10月31日(火)までに,以下のリンクからお願いいたします.
参加申込みURL:https://forms.gle/MgJpvmUAzTVsvkde8

■ 発表申込み (締め切りました)

● 発表内容:
「情報とメディア」にかかわるテーマであること. 発表の趣旨が本学会の目的にそぐわないと判断される場合には,申込みが採択されません.

● 発表方法:
発表は学会会場にての発表もしくはZOOMを利用したオンライン発表となります.発表時間は15分,質疑応答5分間の計20分間です.

● 発表資格:
第一発表者を務める者は,研究会の当日までに「情報メディア学会の会員」であることが必要です.また,研究会当日までに,当該年度までの学会費を完納しておいてください.

● 応募方法:
以下のリンクからお願い致します.
https://forms.gle/N9wvvN29o8atU9Pd8
申し込みには以下の内容をお願いいたします.

● 応募締切:2023年9月30日(土) → 2023年10月8日(日)まで延長

● 発表原稿:
発表原稿の提出は,2023年10月15日(日)必着とします.期限までに原稿が提出されない場合には,発表の申込みを取消します.発表原稿の分量は,A4版で2ページまたは4ページとします.詳細については,採択決定後に送付する執筆の手引きを参照してください.

● 使用可能器材:
発表者パソコンでの画面共有でおこないます.

● 問い合わせ先:
研究会担当理事 日向良和(都留文科大学)
メール:kenkyu-kai24 at jsims.jp【at を アットマーク へ置き換えてください】