情報メディア学会 会長 角田 裕之
第8期会長就任にあたって
角田 裕之（鶴見大学）
2021年7月11日（日）にオンラインで開催された情報メディア学会総会において、植村八潮前会長の後任として第8期の会長に就任しました角田です。会員皆様の研究活動に一層貢献できる学会となるよう努めますのでよろしくご協力お願いいたします。
さて、先般6月26日（土）にオンラインで開催されました第20回研究大会シンポジウムの午前の部では、「学会の設立と発展を振り返る」をテーマとしたシンポジウムが開催されました。コーディネーターの小野寺夏生氏から設立の経緯・目的、現在までの歴史の報告、パネリストの長塚隆氏、中山伸一氏、および私、角田から、過去のホームページの様子、事務局の視点からみた学会の状況、現在の課題と将来の展望が示され、植村八潮氏の進行でディスカッションされました。第8期となります2021年から2024年においては、次の事項について、重点を置きます。
本会の設立目的の一つである「博士課程学生が研究成果を発表する場」として、また、学会概要の宣言文にある「これまでの既存の学会では行えなかった総合的で有機的な情報メディア研究を新たな固有の学問領域として確立しようとするもの」として、その役割を十分に果たせるようにしていきます。本会は有志ある会員のボランティアによって支えられています。ぜひとも各種の委員会活動に積極的にご参加ください。20年史は長塚隆委員長の下で活動を開始し、日本学術会議への申請の準備は植村八潮前会長と上保秀夫事務局長の下で鋭意遂行しております。近い将来に会員の皆様に、完成と加盟の報告ができることを確信しております。
簡単ではございますが、第８期会長就任にあたってのご挨拶に代えさせていただきます。
